こんにちは！
お元気でしょうか？
最近こっちは、
面白いイベントがたくさんあって
毎日楽しいです
さて
cuphead、全クリしちゃいました
割と早く終わってよかったです
せっかくエストニアにいるので、
ゲームしてる場合じゃありません
でも、このcupheadというゲームは
とても素晴らしかったので
みなさんにもご紹介したいです
このゲームは、
カナダ人のモルデンハウアー兄弟が、
二人で作り始めたゲームです
ゲームの主人公は、
カップヘッドと、マグマンという、
頭がコップになっているキャラクターなのですが
このキャラクターの着想は、
1936年の日本のアニメ映画、
『オモチャ箱シリーズ第3話 絵本一九三六年』に登場する、
頭が臼になっているキャラクターから得たそうです
なんじゃそのアニメ？と思い
調べてみました
ちょっと何だか いけないものを
見てしまった気持ちになるアニメですが、
ちなみに、このアニメの１年後 1937年に
アメリカではディズニー映画『白雪姫』がリリースされます
白雪姫が、当時いかにすごい映画だったか、想像できます
cuphead に話が戻りますが、
モルデンハウアー兄弟は、
フライシャースタジオやディズニーから影響を受けています
ディズニーは日本でも有名ですが、
フライシャースタジオも、ディズニーより少し前に、フライシャー兄弟によって立ち上げられたアニメスタジオです
代表作は、『ベティ・ブープ』『ポパイ』など
特にフライシャースタジオには
『Out of the Inkwell』というアニメがあり
実写とアニメが
混ざっているような作品なのですが、
cupheadも、冒険の舞台が、
Inkwell Isle（インクウェル島）を進んでいくスタイルなのと
ボス戦の背景がたまにアニメじゃなくて
実写のような風景だったり（たぶんセットを作ったり描いてる？）、
何だかそこらへんもつながりを感じます
で、このゲームがすごいのは、
まず、絵 です！
全部 手書きらしい…
もう、本当に、訳わかんないよ！！？
一つのボスに、何枚絵を描いてるんだ…？
（ちなみにこのゲーム、一般的にとても難しいと言われていて、
ほとんどがボス戦です）
↑ 上記の記事によると
ビデオゲーム中で、最も手書きアニメーションのフレーム枚数が多く、
ギネスに載ってるそうです
30年代のアニメのような、
わざと少しノイズがかかったような絵が、
本当に素敵
そして、絵に続いて素晴らしいのは、
音楽！です
これも生演奏で、全オリジナル曲…
凄すぎる（ ｉ _ ｉ ）
30年代を思わせる厚いコーラス（barbershop chorus）や、
ビッグバンドジャズの音が最高です
ちなみにラスボスの曲は、
全ボス戦のメドレーになっているそうです
（cupheadをやってから、
↑30s あたりの音楽も よく聴くようになりました）
本当に、ゲーム自体はとても難しいので、
「あ”ー」と投げ出したくなるのですが、
絵と音楽が魅力的すぎて、
なんとかラスボスを倒すとこまで頑張れました
こんだけこだわって作ってたら
さぞかしお金に余裕があったんだろう、
と思いきや
この開発者の兄弟は、
自分達の家を担保にして、
融資を受けたこともあったらしい
もうこの作品が最初に最後になるかもしれないから、
どうせなら妥協せずに、
自分達が納得できる最高なものを作ろうと
借金覚悟で頑張った結果が、この完成形になったのかと
ちょっと胸が熱くなります
このゲームは、
パソコンのsteamでもプレイできますし、
Switchでもプレイできます
どっちも、1,980円くらいかな？
2人プレイもできます
ちなみに何度も言ってますが、
とにかく難しいです
私は、幼稚園の時、
５つ上の当時小学生のゲーマーの兄に手ほどきを受け（この時はスーパーファミコン）、
視力と引き換えに、少しだけゲームが上手になりましたが
それでも、結構難しかったです
ステージ２のドラゴンと、
最後のキングダイスとデビルは、トラウマです
でも、もはや良い思い出（迷走）
本当に、おすすめです
そして良くも悪くも、
cuphead の新しいバージョンが確か
今月の30日にリリースされます
…私はゲームしにエストニアに来たわけじゃないのだ
ないのだ… ないのだ……（ディレイ）
というわけで、やるかどうかは未定ですが
やるべき時が来たらやりたいと思います（？）
今日は、cupheadの話で終わっちゃいました
すいません
ではまた！
P.S.
本日のViljandi
空が広くて、とっても気持ちいいぃ