【はじめての救急車🚑と 教訓】
最近、わたし風邪をひいてたんです。
珍しく、強いはずの親しい人や両親まで移るような風邪で、父と母が、週末頃から発熱してました。
今日も、両親は具合が悪く、母はお仕事から帰宅後、38.7度という高熱を出し、
「早く休まなきゃ」
と言ってました。
せっかくお夕飯を作ったのに、風邪のためモタモタしている両親に少しイライラしてしまいました。
19時頃、2階にいる父に
「お夕飯冷めちゃうよ~!もう冷たくなっちゃってるよぅ……」
と言うと
力なさげに
「はあい」
というお返事。
その約30秒後、
ガタァァァァン
という、今までに聞いたことのないような衝撃音……
何事!?と思い、母と廊下を見たら…
廊下で頭から出血して、目を開いたまま、意識を失っている父親が……
だいぶ上の階段から、廊下に頭から落っこちたようでした
悪夢でした。
母が「お父さん!お父さん!」
と、声をかけても、変なうめき声みたいなのをあげて全然返事がない。
死んじゃったかもしれない。
そう思ったら、
『わたしのせいだ』て思いました。
お夕飯を急かしてしまったわたし……
風邪を移してしまったわたし……
十分に労ってあげなかった、わたしのせいだ
泣きながらよくわかんないまま110番したり(←しなくてよかった)、119番したり、
そうこうしてたら、お父さんが目を覚ましました。
「あれ、いまどうなってるの?」
「階段どこまで降りたんだっけ」
とか訳のわからんことを言い出す(;_;)
わたしは血がダメなので、お父さんの足をさすりながら「ごめんね、ごめんね」とずっと言ってました。
そうこうしてたら救急車や警察の方がいらっしゃいました。
一生懸命にやってくださる救急の方や、警察の方(←呼ばなくてよかった)のおかげで、少し安心できました。
救急車のなかで、お父さんは
「お夕飯遅くなっちゃってごめんね」
と言ってました
救急のかたのおかげで病院が見つかり、病院で検査などしました。
病院のかたも一生懸命みてくださりました。
3時間くらい待ったら検査や処置が終わりました。
点滴しながら、お父さんは
「こんな大騒ぎになっちゃってごめんね」
と言ってました。
結果は、骨折もなく、9針? 頭をホチキスで縫う?だけで済みました。
傷口は大きかったみたいで、頭はネットでストレッチマンのようなシェイプで固定されてました。
さて、そこで得た教訓を、フレッシュな記憶のうちにまとめておこうと思います。
・老人は急かしちゃダメ
→老人は、びっくりするようなことが起きます。身体も私たちが思っているより、弱い。
父も階段から降りるときクラクラしてたそう。そういうときは降りないで待機してくれ。
・人に伝えたいことは伝えておく
→意識を失った父親をみて、度々SNSで「宇宙で一番かわいい父親」とか言っている私ですが、後悔ばかり思い浮かびました。
もっと感謝の気持ち伝えたかったなとか、もっと優しくしてあげればよかったとか。
本当に泣きながら色んなことを考えたんだよって、帰りのタクシーで父に伝えました。
・お医者さんや警察の方はすごい
→すごい。本当にすごい。
わたしもあの方々に恥じないように、きちんと同じくらいの気持ちで働かなきゃと思いました。
かっこよかったし、心の支えになりました。感謝しかない。
・風邪をひかない
→風邪をひくと、周りに移して、迷惑をかける。未然に防ぐのが大事!
1日の終わりにはお風呂に浸かり、疲れを取って免疫力を上げる。
自分を守って、周りの健康を守る。
はあ
23時頃 帰ってきて、まず廊下の血をお母さんと拭きました。
じゅうたんに染み込んで、全然落ちない…
女の子なので血は慣れてるはずなのに、ほんとにわたしは血が苦手なので、そういうとこは父に似たんだな。
そしてもはや傷む寸前の冷えきったお夕飯を無理のない範囲で食べました。
普通に食べてるお父さんみて、奇跡だなと思いました。
また落っこちてきそうなくらいフラフラしてるので、しばらくは怖いまま過ごしそうですが、
生きててよかった。
今日何回言ったかな、
「生きててよかった」って
「死んだと思った」は、5分に一回は言ってたとおもう
本当に思い出すだけで苦しくなるくらい怖かった
というのが今日救急車まとめ(完)🚑
お騒がせしました……